Windows 10 IOT Core on Raspberry pi

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Raspberry piにWindows 10 IOT Coreをインストールしてセットアップ
1.Raspberry Pi2にWindows 10 IOT Coreをインストール

(1)Microsoftから"IOT Core dashboard"をダウンロード・インストール

(2)"IOT Core Dashboard"を起動し、「新しいデバイスのインストール」

  メニューでホスト名/パスワード入力し、PCにSD/micro SD Card挿入してインストール。

(3)SD/micro SD CardをRaspberry Pi2に搭載し、起動


2. Raspberry Pi2の設定
ホストPCでPowerShellを管理者権限で起動。以下のコマンド実行する。
(1)WinRMサービスを起動
 net start WinRM

(2)PCからアクセスできるようにWindows IoTデバイスを信頼するホストとして登録

 Set-Item WSMan:\localhost\Client\TrustedHosts -Value minwinpc

(3)PowerShellコンソール上で問題を起こすモジュールを削除

remove-module psreadline -force


これでRaspberry PiにPowerShellで接続できるようになる。

 お試し

 Enter-PsSession -ComputerName minwinpc -Credential minwinpc\Administrator

 [Environment]::OSVersion

   * exitで抜けられる。


3. Visual Studioからリモートデバッグできるようにする

・Visual Studio Community 2017をインストール

・Windowsユニバーサルの空白のアプリのプロジェクトを作成する

・Windowsユニバーサルのアプリ作成

・リモートデバッグ

 - x86/x64からARMに変更

 - 「プロジェクト(P)」からプロジェクトのプロパティを開き、「デバッグ」を選択。

  以下の設定とする

  「ターゲットデバイス(T)」を「リモートコンピュータ」に

  「リモートコンピューター(R)」にリモートコンピューターのホスト名入力

  「認証モード(A)」を「ユニバーサル(暗号化されていないプロトコル)」に。

 また、ビルド出力パスがサーバー上を指定するとビルドに失敗するため、

  「コンパイル」の画面の「ビルド出力パス(U)」にローカルのパスを指定する。


上記の後、「リモートコンピューター」をクリックし、デバッグ実行。Raspberry Piでアプリが実行される。


* Windows 10 IOT Coreのインストール方法として、SD/microSD CardをSDformatterでフォーマットし、NOOBSをSD/microSD Cardにコピーし、Raspberry Piに搭載・起動し、NOOBSのメニューからWindows 10 IOT Coreを選択してインストールする方法もある。

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このページは、おさ。が2017年7月15日 21:20に書いたブログ記事です。

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